Case Study

自社主催カンファレンスにより従来の固定化された企業のブランドイメージを刷新

自社主催カンファレンスにより
従来の固定化された
企業のブランドイメージを刷新

企業DATA

  • カテゴリー

    総合IT企業

  • 商材

    DX関連商材

  • 売上高

    4,000億円

  • 従業員数

    2,000名

背景

  • もともとはIT基盤・分析基盤を中心に提供していたが、近年はデータ活用を含むトータルサービスを提供
  • 基盤系サービスの引き合いはあるが、データ活用サービスを含めた案件はほとんどない
  • オンラインカンファレンスを開催することで、トータルサービスの案件を獲得できるか検証したい

課題の整理Problem

  • Problem 01

    トータルサービスの認知度が低い?

    同社の社内では「サービスの認知度が低いため、検討の土台に乗らないのではないか」との仮説もありました。しかし、基盤系の案件は発生しているため、トータルサービスとしての認知度の低さが原因と考えられました。

  • Problem 02

    プロモーションを行うも成果は上がらない

    メディアやWebを活用したプロモーションを強化しましたが、ターゲットリードの獲得や案件創出にはつながらず、従来のプロモーション手法に手詰まりを感じていました。

  • Problem 03

    カンファレンスを開催したいが知見がない

    打開策として、サービスブランドのオンラインカンファレンスの開催を検討。しかし、それまでイベントは展示会出展や自社セミナーが中心で、同社にはカンファレンスの企画・運営に関する知見がありませんでした。

施策の検討とアクションプランConsideration & Action Plan

Consideration Points 検討ポイント

  • Point 基盤系企業のイメージが強い?

    「基盤系企業の印象が強いため、データ活用サービスを提供するイメージを持つターゲットが少ないのではないか」「サービスブランド名の認知を高め、リードを獲得しただけでは、案件創出につながらないのではないか」。仮説をもとにディスカッションを行い、注力すべきポイントを整理していきました。

  • Point イベントの目的をどこに置くか

    もともとはリード獲得を目的としてスタートしましたが、「同社=基盤系企業のイメージの払しょく」が中長期的には重要ではないかと分析。リード獲得数に加え、「データ活用までトータルで支援できる企業」という印象を浸透させることをイベントの目標に設定しました。

Action Plan アクションプラン

  • 1認識変容を促すためのイベントを企画

    「基盤系」「堅実」「安定」という従来のイメージに対し、印象的なイベント演出と、データ活用に関するナレッジコンテンツや事例コンテンツによって、「基盤からデータ活用に至るまでのトータルソリューションを提供できる企業」という新たなイメージへの認識変容を図りました。

  • 2事前/事後アンケートによる印象変容を数値化

    事前アンケートと事後アンケートを取得することで、イベント参加前と後で同社に対する印象/認識がどのように変化したのかを調査。その結果を分析し、企画の妥当性や今後のプロモーションの方向性などの検討につなげました。